【甘利山・千頭星山】あまり、ひとり、ぶらり

甘利山を知ったのは某有名ソロキャンパーのブログだった。
「山梨県〇〇キャンプ場」と名前を伏せたキャンプ場のレポに、絶景の見える「〇〇山」と、これまた伏字で紹介されていたのだ。
〇〇キャンプ場から〇〇山山頂へは、車で5分+軽い山登り20分。そこに絶景はある。
街の夜景の向こうに浮かぶ富士山の画。ほんとうに絶景だった。「これはどこなんだっ!?」と思いグーグルで画像検索すると数秒後には甘利山という名の山であることがわかった。名前を見たらちょっとイメージが悪くなったが、おかげで覚えやすく忘れることもなくなった。
登山を始めてからかの甘利山について調べてみたら、登山業界的には「レンゲツツジ」で有名な山であることがわかった。


見事にツツジの咲く5月6月に登山者が集中している。
登山業界的には片道20分(往復40分)の山行ではお話にならないので千頭星山とのセットを推奨する例が多かった。ヤマレコ等を見ても実際セットで登る人がほとんどだった。往復で7.2km・4.5時間。韮崎までの移動時間を考えるとこのぐらいの山行がちょうどいい。平日ならそれほど人も多くはないだろう。
レンゲツツジの開花状況と天気予報をチェックしながらタイミングをはかり、ぶらりとソロハイクの旅に行ってきた。

真夜中に出発。ガソリン高騰につき、移動は極力下道で。金はないが時間ならある。

空が白み始めた頃、水田の向こうに富士山のシルエット。いい眺めじゃないか。これぞ日本の夜明け。路肩に駐車して運転席からパチり。

登山口の駐車場に着くと、向かいの山並みから朝日が顔を出した。今日も天辺日和になりそうだ。
駐車場にはすでに10台ほど停まっていた。マジックアワー・ブルーアワーを狙うカメラマンだろうか?出遅れ感に少々焦りながら登山開始。
登り始めて10分もすると数人のカメラマンがカメラを構えている場所に着いた。先客の邪魔をしないよう注意しながらコンデジを構えカメラマンごっこをしてみる。

富士山の手前に広がる雲の下には甲府盆地の街が広がっている。もう少し早い時間なら夜景も撮れたかも知れない。


山頂まで20分で着くはずなのに、撮影スポットが多過ぎてなかなか辿り着かない。

お気に入りの一枚。だが、ヤマレコでは拍手ゼロ。まあ、こんなもんだ。
汗もかかないまま甘利山山頂に到着


甘利山山頂から見る富士山。

甘利山山頂 2018年6月5日 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
千頭星山を目指す。
甘利山から先へ進むと、とたんに人がいなくなった。熊鈴を装着しラジオを聞きながら進んだ。

振り返ると甘利山とその奥に富士山が見えた。


振り返っては写真を撮る。足を休めるのに丁度良い。

途中で奥甘利山の山頂も踏んでおく。
奥甘利山山頂の360°画像はこちら⇒ https://theta360.com/s/lyX9DSckhVHYFkk4buMHN9ejs

大西峰を過ぎると上空の視界が開け、道は平坦になった。標高は2,000mちょっと。

左に富士山を見ながら広々とした笹原を軽やかに進む。

なんと気持ちのいいこと!大西峰から千頭星山山頂までの尾根歩きがこのコースのハイライトなのだろう。

千頭星山山頂手前、最後の登り。

今歩いてきた笹原を振り返ると八ヶ岳が見えた。もっと左には地蔵岳の先っちょのオベリスクも見えた。
スタートから3時間20分。千頭星山山頂に到着

360°カメラで自撮りしてみた。
千頭星山山頂で自撮り 星 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

360°画像からこんな風に切り出すこともできた。これはなかなか面白い。
千頭星山山頂は眺望も何もない。が、ここから10分ほど先へ進むと鳳凰三山を間近に見られる展望スポットがあるということなので行ってみた。


千頭星山の先は足場の悪い道が続いた。展望スポット手前でイワカガミが群生していた。
まもなく展望スポットと思しき地点に到着。

八ヶ岳が見えた。

鳳凰三山も見えた。思っていたより遠いな・・・

ズームでオベリスクを確認。

もう少し先に進むと富士山も見えた。大満足!

千頭星山山頂近くの展望箇所からの眺望 2018年6月5日 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
ここで富士山を眺めながら食事をと思ったのだが、目の前が断崖絶壁で地面が傾斜していて足元がずるずる滑るので危険を感じて撤退。

ということで、千頭星山に戻る途中の笹原でクマに怯えながらの食事休憩。
食後は登って来た道をひたすら下山。

甘利山山頂に戻ると、ツツジ鑑賞をする大勢の人で賑わっていた。

昼近くになると空の雲は増えてきたが、甲府の街並みは朝よりよく見えるようになっていた。

花を見るハイキングもなかなかいいものだと思った。そういえば湯の丸山もツツジが有名だったよな・・・遠いけど。