塔ノ岳に初挑戦(バカ尾根ピストンで)

前回は世界一人気の山、高尾山に登頂。
これに気を良くし、今回は丹沢の一番人気「塔ノ岳」に登ってきた。
あまり暑くなってしまうとバテるし、ヤマビルも活発になってくる。山頂近辺の雪が溶けてなくなった今がいいタイミングだろう。
塔ノ岳へ上るルートはいくつもあるが、一番ポピュラーな大倉尾根を往復するルートにした。ポピュラーだからと言って、決して楽なルートではない。片道7kmで標高差は1,200mもある。ひたすら登り続けることから「バカ尾根」という別称があるくらいだ。

「バカ尾根」だからと言ってバカにしてはいけないのだ。

ここのところ下山時に膝痛に悩まされることが多いので、強敵バカ尾根に負けないよう出来うる限りの準備をした。
Runtage アスリートランナーPRO スポーツタイツ
有名どころのタイツだと1万円を超えてしまうが、タイツに1万円は出せぬ(`・ω・´)キリッ。Runtageは一見パチモンだが、「イイダ靴下(株)」という靴下の老舗メーカーが製造する国産ブランドだ。それでいてお値段は3千円台


CW-X ひざ用サポーター プレミアム
ひざ痛を初めて経験したときに堪らず購入した。有名どころワコールの製品なので、膝だけでしかも片膝だけで3千円した・・・

タイツとサポーターはいつもはどちらか一方を使用しているが、今回はタイツを履いたうえでサポーターを持参し備えることとした。
エアーサロンパスジェットα 100mL
「微香性なので周囲の人に気を使わずに使用できます。」と書いてあったが、かなり匂う。人の多い山で使うには勇気がいる。
アミノバイタル 14本入箱
今回はドーピングにも手を出した。アミノバイタルを出発前に1本服用し、山での昼食後に飲むために1本を持参した。

大倉尾根は登山道を外れなければヤマビル被害はないという情報もあったが、念のため対策をとった。ヤマビルファイターをゴアテックス製品に噴霧すると透湿性能を損なってしまうそうなのでシューズへの噴霧は控え、出発数時間前にソックスとタイツに噴霧し乾燥させた。

トレッキングパンツの裾の外側・内側にも噴霧しておいた。万が一、襲われたときに備えアルコールスプレーも持参した。どんだけビビリなんだよ・・・。

日の出とともにスタートできるよう早めに出発。日付は2017年5月2日(火)。GW谷間の平日だが、人出が気になる。

ちょっと早く着き過ぎたが、車内で軽く朝食。
5時前、ほぼ日の出時刻に出発。
いざバカ尾根!
いざ塔ノ岳!

もう新緑の季節。生命のパワーを感じる。

長い道のり。まだ人も少ないし、のんびりラジオでも聴きながら行こうかと思ったがここでトラブル発生・・・

なんと、プレイヤーが使えない


仕方がない、歌でも歌いながら行くとしよう。


バカ尾根と言う割には、ところどころこのように平坦な道もあり、ほっとする。

標高610mの見晴茶屋。
山頂までには適度な間隔で山小屋(茶店?)があり、トイレや休憩にちょうどいい。平日は休業のところが多いがトイレは使える。

見晴茶屋からの眺め。

ゆっくりとぐんぐん登っていく。遥か前方に人がちっちゃ~く写っているのが見えるだろうか?

そしてやっぱりぐんぐんと登る。

標高780m付近で最初の休憩。今日は1時間に1回のペースで休憩をとるよう心掛けた。「セールで安いから」と買った黄色のシャツは違和感しか感じない・・・

休憩していると正面に富士山の頭が見えた。今日も富士山日和のようだ。

山頂に着くまで隠れないでね。

標高960m堀山の家前からの富士山。

富士山の左肩が見えてきた。

CASIO 腕時計 SPORTSGEAR スポーツギア SGW-300H-1AJF
気付けば久々の1,000m超え。もう700mも登ったのか


そんなに登った感覚はないが、急登が多いので効率よく標高を稼げるようだ。なるほど、これがバカ尾根か・・・。

標高1,100m辺りで2度目の休憩。やはりポージングに難ありか。動物園のチンパンジーみたいだ

ここから花立山荘(1,300m)までの上りが一番キツイ区間だった。

足が重くなったら、立ち止まって景色を眺めた。

標高が上がるにつれ、富士山の見える部分が大きくなっていく。

振り返れば秦野の町と西湘の海。

花立山荘に着いた。キツい登りだったが、まだ余力はある。頂上は踏めそうだ。

城山と変わらず季節がごちゃごちゃ。山の天気は寒暖の差が激しいから仕方ないか。

花立山荘前からの富士山。

花立山荘ではじめてトイレを利用した。途中の小屋にもこれとよく似たタイプのトイレが何カ所か設置されていた。

まだ新しいようで、中もキレイだった。

1回100円


塔ノ岳てっぺんまで、標高であと190m。

多分あれがてっぺんだ。

山頂直下の木段。最後のひと踏ん張り。

8:39 やった!念願の塔ノ岳てっぺん


スタートから4時間弱。ほぼ予定どおりだ。ひざ痛予防のため、なるべく足に疲労がたまらないようゆっくりと登ってきたせいか、予想していたほど苦戦せずに済んだ。

野外音楽堂の客席のような山頂。時間が早いので観客はまだ10人ほどだった。天気は最高。まさに“天辺日和”


360度パノラマステージのセンターはもちろん富士山だ。初めての塔ノ岳で、こんなにきれいな富士山が見られるとは思っていなかった。超ラッキー


富士山の右には南アルプスの山々も見えた。

周囲の人の話を総合すると、間ノ岳、北岳、甲斐駒ケ岳などが見えているそうだ。

さらに右手には檜洞丸、大室山、大菩薩嶺、蛭ヶ岳、不動ノ峰など。

富士山の反対側には、大山と丹沢表尾根の山々。奥には湘南の海と町。江の島もぼんやりと。


景色を楽しみながらブランチ。今日は念願の塔ノ岳ということで、いつものカップ麺に加えセブンの100円おにぎりもおごった。今カップ麺の容器をよく見たら「熱湯2分」と書いてあるのに気付いた



山頂でのんびりしていたら、続々と人がやってきて、観客席では50人ほどの人が座って景色を眺めたり体を休めたりしていた。自分も気付いたら1時間半も山頂にいた。十分景色を堪能したので下山開始。いよいよ問題の下りだ。膝が心配・・・

下山中、続々と山頂を目指すハイカーとすれ違った。天気がいいのでみな汗びっしょりでハアハア言いながら登って行く。昼を過ぎた時刻になっても遠い山頂を目指す人がいたが、小屋に泊まる人だろうか?ちょっと心配になる。なんて、人の心配をしている場合ではない。下山を始めて30分もしたら、いつもの右膝が痛み出した。予定よりだいぶ早い。だましだまし休み休み歩き、それでも痛くて途中で高級膝サポーターを装着した(エアーサロンパスは匂いが気になって使わず)。
足の疲労のせいか、下山中3回もこけた。それも同じ場所で3回

その結果がこれ↑持っててよかった絆創膏

ボロボロの体になりながらも、予定通りちょっとだけ遠回りをしてみた。

大観望とやらのある大倉高原山の家に立ち寄るためだ。すると、なんとまあ・・・

テント設営禁止のはずの丹沢山中にテントが4~5張り



こちらが大倉高原山の家。検索結果には「秦野市と裁判中」なんてニュースもあった。

山の家前の大観望からの景色。「菜の花台でもいいんじゃない?」と思った





最近、柄にもなく花の写真なんぞを撮りたがる中年男。帰ってから名前を調べよう・・・なんて思っていてもこれがなかなか時間のかかる作業で結局放置


ひざ痛も想定の範囲内でおさまってくれて、なんとかバカ尾根のピストン完了


いずれは、政次郎尾根、三ノ塔尾根、二ノ塔尾根なんかも登ってみたい。

県立秦野戸川公園の「風の吊り橋」。公園内にある登山情報の発信基地「秦野ビジターセンター」を見学してから帰宅した。
今の自分の実力で登れるだろうか?と不安もあった塔ノ岳だったが、「ゆっくり・休み休み作戦」が功を奏し、ひざ痛はあったものの前回の高尾山よりも少ないダメージで登って下りてこられた。天気も新緑も眺望も素晴らしく、最高に気持ちのいい山行だった。
標高グラフ、コースタイムなどはヤマレコを参照下さいまし

今年中に登っておきたい山は、檜洞丸、畦ヶ丸、日向山(北杜市)あたりかな。蛭ヶ岳はまだ早い!

この記事へのコメント
こんにちは。
着々と踏破してますね〜♪
大倉高原山の家キャンプ場は、いつか行ってみたいリストにかつて入っていたんですが、体力の衰えとともに除外されました(笑)
何年か前にはバカ尾根も挑戦したいと思ったことがありましたが、今の私には無謀な挑戦となりそうです^^;
着々と踏破してますね〜♪
大倉高原山の家キャンプ場は、いつか行ってみたいリストにかつて入っていたんですが、体力の衰えとともに除外されました(笑)
何年か前にはバカ尾根も挑戦したいと思ったことがありましたが、今の私には無謀な挑戦となりそうです^^;
ぺぐさん
山の家キャンプ場やバカ尾根をご存じのぺぐさん…前々から怪しいと思っていましたが、やはり山屋の香りがします(笑)
ぺぐさんの足ならバカ尾根も楽勝では?ご存じかとは思いますが、山頂はさながら野外音楽堂です。歩き疲れた山男・山ガールに是非癒しのギタープレイをお願いします!
山の家キャンプ場やバカ尾根をご存じのぺぐさん…前々から怪しいと思っていましたが、やはり山屋の香りがします(笑)
ぺぐさんの足ならバカ尾根も楽勝では?ご存じかとは思いますが、山頂はさながら野外音楽堂です。歩き疲れた山男・山ガールに是非癒しのギタープレイをお願いします!